「ペットのひっかき傷で床がぼろぼろ…」「ペットの粗相いによる床のシミとそれに伴う臭いが気になる。」「つるつる滑る床によるペットの足腰への負担が心配。」
実はこれらの問題を“フロアコーティング“で解決できるんです。
今回はペット=犬を例にお話しします。
もくじ
ペットによるフローリングへの影響
ひっかき傷
ペットによるひっかき傷で床はボロボロ…見た目は気にしないからそのままでいいや…と放置していませんか?たとえ小さな傷やへこみでも長く暮らすと傷はもっと増え、その小さな傷から大きなケガへ繋がることも…
ペットが床をひっかく原因として挙げられるのは、長時間のお留守番やお散歩に連れて行ってもらえないなどのストレスや飼い主にもっと注目してほしい等の心理的要因に加え、昔からの習性などがあげられます。又、傷の原因はペットだけに限らず私たちの日常的な行動でもつくものです。
ペットの粗相
ペットの粗相は以下の原因が考えられます。
1.一度誤った場所で粗相をしてしまい臭いがついてしまったことによりトイレと勘違いしている。そもそもトイレトレーニングができていない等によるトイレの場所を認識していない
2.自分の縄張りとして臭いを付けるマーキング行動
3.トイレの場所がわからなくなってしまった、筋力低下によりトイレまで間に合わない等の加齢によるもの
4.お留守番や飼い主との分離不安による寂しさ、悲しさなどの心理的要因
未施工の床は柔らかく撥水効果もないことからすぐに吸収してしまいますし耐薬性がないためむやみに薬品を用いてお掃除することも出来ません。清潔のためにと消毒をしても万が一残っていた薬品を舐めてしまったら…なんて考えると安易に薬品の使用は出来ません。
傷やシミは温度や湿度によっても広がり、床の変色の原因となるうえ放置しておくことで汚れが溜まりカビや雑菌を繁殖させる原因になります。腐敗してしまった床はシロアリを発生させる原因にもなるためペットだけに限らず私たちへの健康被害にも繋がり油断はできません。
ここまでは”ペットによる”フローリングへのトラブルや飼い主への負担をお話ししましたが、ここからは滑りやすい”フローリングによる”ペットへのトラブルをお話しします。
滑りやすいフローリングによるペットへの影響
私たちが特に不自由することもなく生活しているフローリング。「若干滑るけど特に気にならない!」と思っていてもペットからしてみるとそれは大きな負担になっていることがあります。
つるつる滑る床は愛犬の足腰への負担が大きく、重大な病気を発症する原因となります。すでに病気を発症済の場合はより症状を悪化させてしまう可能性があるので要注意です。
足腰の負担に関わる病気4つを簡単に紹介します。
椎間板ヘルニア
背骨を動かす際に滑らかに曲げられるようにする役割を持つ椎間板に強い力が加わることで損傷し、椎間板内の髄核が飛び出すことで脊髄を圧迫し神経障害を起こすものです。
ミニチュアダックスフンドやコーギーなど胴長犬に多く発症が見られるのは、”軟骨異栄養”が関わっていると言えます。これらの犬種は骨が成長する過程で障害が起き正常通りに骨が成長しない”軟骨異栄養”が遺伝的に多く”軟骨異栄養犬種”と言われています。
膝蓋骨脱臼
後脚の膝関節のお皿である膝蓋骨が滑車骨という膝蓋骨を支えている部分から内側又は外側にはずれた状態です。
生まれつきや発育段階で異常がみられるなどの先天性の要因とケガや生活環境による後天性の要因もあります。
関節炎
骨と骨の間の軟骨部分に障害が起こり炎症が起こることで痛みを伴います。ケガによる外的要因に加え肥満や加齢などの要因もあります。
腰関節形成不全
股関節の発育がうまくいかず異常に形成され関節のかみ合わせが悪くなることで炎症を起こす病気です。
ほとんどが遺伝的な要因で大型犬に多く、走る際後ろ脚がうさぎの飛びのようになり、歩く際は腰を振るように歩くのが特徴です。
4種類それぞれの原因は遺伝的なものや加齢等さまざまですが、共通してあげられる背景の中には生活環境も関わっています。
激しい運動はもちろんのこと、日常生活に起こる些細な出来事でも犬にとっては負担がかかるものです。
例えば、帰宅後に愛犬が嬉しさのあまり飛びついてくる、ソファへの飛び乗り、愛犬を抱っこする際に腰が宙ぶらりんの状態。これらの行動は日常的に良く見られますが犬にとってはとても大きな負担となっているんです。又、良かれと思ってあげていたおやつやご飯。気づいたら体重が増えていた。なんてことありませんか?
人間から見てみればたった100グラムの増量でも、犬と人間の体重増加には体の大きさから見ても分かる通り大きな違いがあります。体重の増加は腰への負担となり前述した椎間板ヘルニアを発症する要因でもあるためとても危険なんです。
ペットへの負担を軽減する為には?
ペットの足腰への負担を考え滑りにくさを重視した場合は、ジョイントマットやカーペットなどを敷くことで軽減できます。フロアコーティングよりも安価で手に入るため、すでに導入されている方も多いのではないでしょうか。
滑りにくい床のみで考えると上記のようなマットを敷くだけでペットへの足腰の負担を軽減できるとはいえますが、前述したその他の問題にも効果があるのがフロアコーティングのメリットです。
・ひっかき傷からフローリングを守る→防傷性
・粗相が床に染み込まずさっと拭ける→撥水性
・粗相の臭いや汚れを清潔に掃除できる→耐薬性
・足腰への負担軽減、防止→防滑性
まとめ
防傷性、撥水性、耐薬性、防滑性などフロアコーティングはペットを飼われている方へのメリットがたくさんです。
しかしながらフロアコーティングを施工したからそれでおわりというわけではありません。
愛犬のためにはトラブルの原因となるものを未然に防ぐ飼育環境の見直しや健康面を考えた予防が大切です!!
健康の為に良かれと思って連れて行っていたお散歩も、コースによっては足腰へ負担がかかっていた可能性もありますし、ソファやベッドへの飛び乗り、飛び降り等も大きな負担となるためワンクッション置くなど予防と対策が必要です。定期的に足裏の毛や爪をカットすることもフローリングへのダメージ予防に加えペットにとっても、歩きやすい、滑りにくくなる等のメリットがあります。
グッドライフでは、ペットへの足腰負担軽減により特化した”ドッグライフコート”がございます。
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