2022/01/21

カップボードは購入機会が少ない分、何度も買い替えるものではないので、失敗したくないアイテムのひとつ。

購入する際に決めることがたくさんあるカップボード、「どれを選べばいいのかわからない」と悩まれている方も多いと思います。

今回は「失敗しないカップボードの選び方や注意点」について、わかりやすく説明していきます。

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詳細は記事の最後に載せています。

カップボードの種類

カップボードの形状の種類には大きく分けて3パターンあります。それぞれに特徴があり、形状によって使い勝手も大きく変わってきます。
 

カウンター

出典:photoAC

上と下で棚が分かれていて、上は天井と壁に沿って吊戸棚に、下はカウンターが設置されたタイプです。『トールタイプ』に比べ、収納力は少ない分、キッチン家電を置いたり、調理スペースを広く使うことができます。

「カップボードに家電を置くスペースが欲しい」、「調理スペースを広く使って料理したい」という方におすすめなのがこの「カウンター」です。

トール

その名の通り背が高く、上から下まで棚全体に食器を収納できるタイプ。キッチン家電を置くスペースはありませんが抜群の収納力が特徴です。目線の高さに収納があり、食器を出し入れしやすくなっています。

カップボードに家電などは置かずに収納力を重視して活用したい方におすすめなのがこの『トール』です。
 

トールカウンター

『トール』と『カウンター』の良いとこ取りをした『トールカウンター』は、収納力も確保しつつ、キッチン家電を置けるカウンターも備わっているハイブリットなタイプです。
 

据え置きと造り付け

カップボードは据え置きのタイプと造り付けのタイプがあります。2つの違いを見ていきましょう。
 

据え置きタイプ

『据え置きタイプ』は既製品や市販のカップボードのことを指します。基本的には床に置くだけなので移動することができます。家具販売店にあるタイプはほとんどこの『据え置きタイプ』。設置工事も必要がないので、価格も比較的安く済みます。

しかし、あらかじめサイズが決まっていて、サイズの種類も少ないため、スペースに対しサイズが合わない可能性も。基本的には置くだけなので耐震性は低く、地震などで倒れる可能性もあります。そのため、ご自身で補助器具などを用意して耐震対策をする必要があります。

造り付けタイプ

据え置きに対し、『造り付けタイプ』は床や壁に取り付けるタイプのことを指します。一部が選択できる「セミオーダータイプ」とすべて一からオーダーできる「フルオーダータイプ」があります。

設置スペースに対し、サイズに合わせて設置することが出来るので、無駄なスペースが生まれることなく綺麗に収まります。また、固定されているので耐震性も安心です。

しかし据え置きタイプと違い、価格は割高になります。特にフルオーダーは全て一から決めていくのでその分費用もかかってきます。その点、セミオーダーは選べるサイズやデザインも広く、価格もフルオーダーより安く抑えられるのでおすすめです。

人気のメーカーのラインナップ

次に、セミオーダーのカップボードを豊富に取り扱っている弊社がおすすめするキッチンメーカーとラインナップを紹介します。

LIXIL（リクシル）

主要なラインナップは「シエラＳ」、「ノクト」、「リシェルSI」の3つ。

リクシルはサイズやカラー展開のラインナップが豊富。

“蒸気排出ユニット”も特徴の一つで、キッチンの電流を検知し、自動で蒸気を排出してくれるので、炊飯器や電気ケトルを収納したまま使うことが出来ます。
 
シンプルで使いやすい「シエラS」

LIXILの中でも人気な「シエラS」。「シエラS」はシンプルなデザインが特徴的です。飽きの来ないデザインと価格も一番安価なのでラインナップの中でも人気があります。購入の際のプランニングも簡単なので、煩わしさもありません。
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より自分好みに「ノクト」

さまざまな種類のキャビネットの種類が豊富で、それぞれのキッチンや生活スタイルにあわせた組み合わせが可能。スペースをより有効に活用できます。カラーバリエーションも豊富です。
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上質なデザインの「リシェルSI」

リシェルSIは上質なディテールながらもシンプルで高機能な、LIXILの中では高価格帯の商品です。
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Panasonic（パナソニック）

Panasonicの特徴はエアコンや空気清浄機に使われている独自の技術、“ナノイー”が使われているのが大きな特徴。浮遊カビを抑制してくれるので、清潔に保つことが出来ます。

また、「回転アミカゴ」という機能で、アミカゴが扉のように開くため奥にしまってある食器も楽に取り出せます。

 
パナソニックと言えばコレ！「ラクシーナ」

パナソニックで人気があるのは「ラクシーナ」です。“ハイカウンタープラン”、“カウンタープラン”、“ハイトールプラン”、“家電収納プラン”の4種類が展開されており、ライフスタイルや調理家電などに合わせて選ぶことが出来ます。
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使い勝手の良さと高級感で人気のある「Lクラス」

パナソニックのカップボードの中でも最上位モデルにあたる「Lクラス」は、使いやすさはもちろん、デザインの高級感が魅力的です。扉柄はなんと100種類もの中から選ぶことが出来ます。カウンターの高さも1mm単位で調節が出来るのでオーダーメイドのように自分好みに設置できます。

失敗しないカップボードの選び方

購入する際に失敗しないためには事前の準備や下調べが大切。サイズが合わない、ライフスタイルに合わないものを購入し、後悔しないよう慎重に選びましょう。

確認すべきは以下の点です。
・カップボードを置くスペース
・周りの動線
・収納したいもの
・カウンターの高さ
・空間に合ったデザインを選ぶ

順を追って確認していきます。
 

【カップボードを置くスペース】

まず確認すべきは設置したい場所のスペースの広さです。幅、奥行き、高さを正確に測っておきましょう。サイズを事前に把握していないと置きたいスペースに入らくなってしまうことも。

ドアや引き出しを開けたときに壁に当たってしまわないか、設置したことでキッチンスペースが窮屈にならないか、ほかの家具との距離感などは意外と見落としがちなポイント。カップボード全体のサイズと一緒に、パーツごとのサイズもできる限り細かく確認しておきましょう。

冷蔵庫を置く場合は今後の買い替えを想定して余白を設けるのも見落としがちなポイントです。
 

【周りの動線】

カップボードを上手に利用するためには動線も大事なチェックポイント。よく使うものは取り出しやすい位置に置く、逆に頻度が少ないものは奥にしまう等、配置場所を考えておきましょう。
 

【置くもの・収納したいもの】

手持ちの食器や家電など収納したいと思っているものを十分収納できる容量・サイズかどうかを必ず確認しましょう。あらかじめ家電などのサイズを確認しておくとスムーズです。
 

【カウンターの高さ】

「カウンターの高さ」は、よく使う人の身長に合わせて選ぶのがおすすめです。身長と合わない「カウンター」は作業しづらく、毎日のストレスになりかねません。また、腰より低い位置は引き出しタイプにするとより使いやすくなります。
 

【空間に合ったデザインを選ぶ】

カップボードを置くお部屋全体のとの『調和』を考えてデザインを選びましょう。カップボード単体でデザインを選ぶと、カップボードだけ全体から浮いてしまうなんてことも。具体的なイメージを事前に明確にしておきましょう。

上記の5点を確認してから購入すれば、使い始めてから失敗に気付いて後悔、なんてことにならずに済みますね。

後悔しないカップボードを選ぶために｜実績豊富な担当者に相談

グッドライフでは、幅広いメーカーのカップボードを取り扱っているため、価格を抑え、自分好みのカップボードを選べます。

また、グッドライフのショールームでは、ライフスタイルや理想のイメージに合わせたカップボード選びを実績豊富な担当者がお手伝いします。

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