フロアコーティングは、フローリングの傷や傷みから守るためには欠かせないものです。
しかし、フロアコーティングを業者に依頼すると高額になりがちなので、ネットなどで販売されているコーティング剤を購入しDIYで「自分でやってみよう!」と考える方も少なくありません。
そこで今回は、自分でフロアコーティングDIYで行うメリット・デメリット、注意点などを解説しています。
「自分でフロアコーティングをして失敗してしまった…」という事態を招くことがないように、是非参考にしてみてください。
フロアコーティングとは?
フロアコーティングとは、自宅のフローリングに専用の塗料を塗布し、塗膜を形成することです。
専用のフローリング剤は、フローリングを傷から守り美しさを保つ効果があります。
フローリングは、毎日歩く場所である上に「木」なので経年劣化しやすいという特徴があります。そういった部分をフォローするのがフロアコーティングで傷や傷みを事前に防ぐことができます。
フロアコーティングを自分で行うメリット・デメリット
フロアコーティングを行う場合は、自分で行う方法と業者に依頼する方法の2つがあります。近年は、市販でフロアコーティング剤が販売されているため自分で行う方もいらっしゃるかと思いますが、
実際のところ自分でフロアコーティングを行うメリット・デメリットは把握しておきたい部分でしょう。
こちらでは、フロアコーティングを自分で行うメリット・デメリットを紹介いたします。
■フロアコーティングを自分で行うメリット
【料金を安く抑えられる】
フロアコーティングを業者に依頼する場合、人件費やコーティング剤、使用する道具類の価格により7~8万前後の費用が発生します。
その点、自分でフロアコーティングを行えば人件費などもかからないため、リーズナブルにコーティングできます。
【部屋を他人に見られなくて済む】
人によっては、例え業者であったとしても他人に部屋を見られるのは嫌だ!と思っている方もいることでしょう。
自分でフロアコーティングを行えば、部屋の中を他人に見られる心配がありません。
【自分の好きなタイミングで施工できる】
フロアコーティングを業者に依頼する場合、予約が必要となります。予約は時期によって日程を抑えるのが難しい場合もあり、フロアコーティングが先延ばしになることもあります。
自分でフロアコーティングを行えば、自分の好きなタイミングで施工できるため、お問合せや打ち合わせなどの手間が省けます。
■フロアコーティングを自分でするデメリット
【出来栄えが悪くなることもある】
素人が無知の状態でフロアコーティングを行った場合、当然のことですが仕上がりにムラが出てしまいます。そのため、仕上がりが悪くなることも十分に考えられます。
【異物の混入などは目をつぶらなければならない】
業者がフロアコーティングを施工する際にの施工前には数段階、下処理として作業を行います。
その為の道具類もそれぞれ違う為、コーティング剤を購入しDIYで行う場合には全ての道具類を購入し作業するには難しく
異物の混入には目をつむらなければならない場合があります。
【失敗した場合、剥離作業でお金がかかる】
自分でフロアコーティングを行って失敗した場合は、剥離作業が必要となる場合もあります。剥離作業を業者に依頼する場合、1帖あたり/約3,000円~が相場となっています。コスパを考えて自分でフロアコーティングを行っても、失敗した場合は倍近く料金がかかる可能性があります。
【耐久に影響が出る可能性もある】
自分でフロアコーティングを行う場合、塗膜の厚みにムラが出てしまいがちです。
塗膜の厚みが異なる場合、耐久性にも影響を与える可能性があります。
【保証制度があれば不備があった場合も安心】
業者の中には、保証制度を導入している場合もあります。
保証制度がある場合は、期間中に不備があった場合も無償で補修してもらえるため安心です。
フロアコーティングを自分で行う際の注意点
自分でフロアコーティングを行う場合は、いくつかの注意点があります。
適当に塗って、失敗してしまうことがないように、下記の注意点をチェックしてみましょう。
・フロアコーティング専用の道具をそろえる
・床のワックスを丁寧に剥がすこと
・フローリングにある傷やヘコみをきちんと補修する
・事前の掃除を丁寧に行う
・コーティング時は素早く塗っていく
・完璧に硬化するまで床に触れない
以上のことに注意して、丁寧にフロアコーティングを行いましょう。
フロアコーティングはプロにお任せしよう!
フロアコーティングを自分で行う場合は、失敗した場合の金銭的負担が大きくなりがちです。
加えて、やり方によっては耐久性に影響を与えたり、見栄えが悪くなる可能性もあります。
失敗時のリスクや出来栄えなどを考えると、フロアコーティングはプロにお任せすることがおすすめです。
業者にフロアコーティングを依頼した場合、費用はかかるものの、全部お任せ出来るため楽に施工できます。
さらに、プロの施工で美しいフローリングへと仕上がります。
まとめ
今回は、自分でフロアコーティングを行うメリット・デメリット、注意点についてまとめました。
自分でフロアコーティングを行う場合、費用が安く済む上に、DIYを趣味にしている方であれば楽しみながら行えるというメリットがあります。
その反面、仕上がりに問題があったり、失敗した場合は剥離作業が必要となるなどのデメリットがあります。
自分でフロアーコーティングを行う際は、今回紹介した注意点を守って行うことがおすすめです。
自分でフロアコーティングを行うのが不安な方は、業者に依頼するということも選択肢のひとつとして考えてみましょう。
業者に依頼すれば、プロの仕上がりでクオリティも抜群です!