
一般的にマンションは低層階より高層階の方が人気でその分価格も高くなります。そういった背景から「2階って住みにくいの?」と思う方も多いかもしれません。
もちろんデメリットもありますが、人によっては2階に住むメリットの方が大きい場合もあります。2階に住むメリットとデメリットをしっかりと把握していれば、実際に住むべきかどうか適切な判断をすることができます。
マンションの2階住戸の購入を検討されている方はこの記事を読んで後悔ない物件選びの参考にしてみてください。
もくじ
2階に住むメリット
高層階より’物件価格が安い’
マンションは一般的に低層階よりも、中層階、特に高層階が人気です。その人気は価格と比例します。
そのため、2階の住戸は、上層階より安く購入することができます。
場合によっては、1つ上の階になるだけで100万円以上高くなることもあります。高層階の部屋になると数百万単位の価格差が生じることもあります。
固定資産税が安い
固定資産税はマンションを購入すると毎年課される税金。
タワーマンションであればマンションの2階は上層階の部屋の固定資産税よりも安くなります。
出入りに手間がかからない
2階であれば外と住戸の行き来がしやすいのがメリットです。
マンションの上層階だとエレベーターを待つのが面倒だったりしますよね。とくに通勤ラッシュの時間帯は、住民のエレベーター争奪戦に巻き込まれることもあります。
2階の部屋はマンションのエントランスと距離が近いため、高層階の部屋ほど、移動に時間がかかりません。エレベーターを使わずに階段で移動することもできます。メンテナンスなどでエレベーターが使えなくなった場合もそこまで困りません。
災害時に避難しやすい

万が一、災害が起きてエレベーターが使えなくなったとき、2階であれば避難がしやすいです。高層階では避難できないわけではありませんが、どうしても避難するのに時間はかかってしまいます。
また、中層階や高層階では停電時に水や食料を運ぶのが大変になります。
災害時にも避難や移動の不便がないのは2階のメリットといえます。
地震が起きても揺れが少ない
マンションは上層階ほど地震の揺れが大きくなる傾向にあります。
日本の住宅は厳格な耐震基準が設けられているため、地震に強いことから高層階の部屋が危ないというわけではありませんが、揺れによる不安を軽減できることは確かです。
地震の揺れが苦手な人は低層階の方が安心です。
2階が最低階の場合|騒音トラブルが起きにくい
1階が駐車場や飲食店である場合、2階の住戸が最低階になり、下の階に住民が住んでいないのでお子さんが走り回る音が多少響いたとしてもそれほどトラブルになりません。他の階に比べるとそこまで神経質にならずに生活ができます。
お子さんがいるご家庭にとって最低階の住戸はかなりメリットになるでしょう。
近くの景観を楽しむことができる
マンションの周りに植えられた植栽など美しい景観を近くから眺めることができます。選ぶマンションや部屋にもよりますが、こういった景観を魅力に感じる方にとってはメリットといえます。
記事の続きはこちら↓↓(分譲マンションにおける2階住戸のデメリットと選ぶときのポイント)