2019年10月1日から消費税が10%になります。萩生田光一幹事長代行が延期の可能性もあると言っていたので確定ではないみたいですが。消費税が8%に上がった時は駆け込み需要がありましたが、今回の増税時はどうなるでしょうか。
フロアコーティングの工事における増税のタイミングは、「2019年3月31日までに契約をしているか」、又は「2019年9月30日までに工事が終わるか」になります。
2019年3月31日までに契約をしていた方は、工事が終わる日が2019年10月1日以降でも8%の適用になります。すでに2019年3月31日は過ぎてしまっていますので、今フロアコーティングをご検討している方は、工事の終わる日が2019年9月30日以前であれば8%、工事の終わる日が2019年10月1日以降になると10%となります。
注意して頂きたいのは完工という事です。9月30日までに契約をしても、工事が2019年10月1日以降の完工であれば、10%の適用となります。
増税前に色々買った方が良い?
物を買うなら消費税が上がる前に買った方が良いかというと、一概にYesとは言えません。今回の増税時はポイント還元事業が始まります。カード決済をすれば、2%又は5%のポイントがつきます。(割引ではなくポイント付与です)
対象期間は2019年10月1日~2020年6月30日の9ヶ月間になります。2020年6月30日迄なら増税後でもお得になる場合もあります。注意して頂きたいのは、中小小売・飲食・宿泊などは5%還元、コンビニ・外食・ガソリンスタンドなどは2%還元、百貨店など大企業や病院・住宅など一部の除外業種は還元なしです。
カード決済だからと言ってすべてが還元されるわけではありません。食料品などは軽減税率と合せると、今より安くなります。
フロアコーティングは何%還元?
フロアコーティングのポイント還元率は、申し込む会社によって変わってきます。還元なしに住宅が含まれているので、ハウスメーカーのオプションでフロアコーティングを申込むと還元は0になります。(カード決済で住宅を購入するってどんな人!?)ハウスメーカー以外のポイント還元率は大企業0%、フランチャイズ2%、中小小売5%になります。
フロアコーティング専門店は中小企業が多いので5%の会社が多いですが、中にはフランチャイズ経営の所もありますので、2%になることもあります。ディベロッパーなど大企業でカード決済をしてもポイントは付きません。
まとめ
フロアコーティングは増税前がお得か、増税後がお得かを書きましたが、本当のお勧めは増税に惑わされず契約するのがベストです。以前のコラムでも書きましたが、フロアコーティングは新築未入居の時がベストのタイミングになります。
増税後の方がお得になるからといって、引っ越した後に工事をするとなると、家具の移動や、入室禁止期間など面倒な事が増えてしまいます。5%の還元率は大きいですが、ポイント還元に惑わされず新築未入居のベストのタイミングでの工事をお勧めします。